アツい試合が続いた東京六大学野球2015秋季リーグ第1週に続き、迎える第2週。今週は法政と明治が今シーズンの開幕戦を迎えます。
法政大学−東京大学
・通算対戦成績
法政大学:317勝 東京大学:48勝 引き分け:14(2015春季終了時点)
春2位の法政大学と春6位の東京大学の対戦。春季リーグのこのカードといえば、東京大学が94連敗を止めたということで印象に残っている人も多いのでは。
ルーキーと4年生に注目−法政大学
法政大学は今季こそ…の思いが強いはず。それもそのはず、明治・慶応には2連勝だったのに対して、最終的に5位、6位となった立教、東大に1敗ずつと勿体無かった試合もあった。投手陣は1年生で開幕投手を務めた森田駿哉投手が注目の的。7試合登板し、防御率3.60と大活躍とはいかなかったものの、存在感は示した。ラストシーズンの川名健太郎投手、堅田裕太投手の奮起にも期待。
野手では4年生に注目。春の打率2位の若林選手、それから蔵桝選手、佐藤竜一郎選手の活躍に期待。キャプテンの畔上翔選手も最後にキャプテンの意地を見せたいところ。
勝利も近い!?−東京大学
一方の東京大学。第1週では早稲田大学に対し序盤リードするなど、2連敗したものの勝利も見える試合を展開できたことは大きな自信になるはず。2年生の宮台投手は1回戦で早稲田大学を4回までノーヒットに抑えるピッチングを見せた。その他投手も失点を1桁台で抑えるピッチングを披露し、しっかり試合を作った。
攻撃面では、2試合で合計16本の安打を放ち、早稲田を上回るほどだった。打線に繋がりが生まれれば一挙に優位に試合を進められそうだ。
明治大学−立教大学
・通算対戦成績
明治大学:255勝 立教大学:153勝 引き分け:22 (2015春季終了時点)
春4位の明治大学と5位の立教大学の対戦。春は明治大学の2連勝でしたが、果たして。
優勝を目指して−明治大学
春季リーグ開幕前は優勝候補だった明治大学。しかしまさかの4位。今シーズンの巻き返し、そして優勝への期待がかかります。打線で注目は高山俊選手。現在通算117安打と歴代1位の127安打まであと10本というところまできています。また、同じく4年生の菅野選手は春の活躍を秋も維持できれば強力。野手陣が固定できなかった春シーズン。夏にどこまで各選手が成長出来たのかが大きなカギ。
投手陣はドラフト候補とも名高い上原健太投手、それから3年生柳投手、星投手の3選手が投手陣の軸となる。上原・柳両投手は大学日本代表での経験も活かしたいところ。
もう負けられない−立教大学
第1週では非常に惜しい内容で勝ち点を落とした立教大学。沢田圭佑投手は勝ち負けがつかなかったものの、絶好調というところまではもう一歩というところだった印象。斎藤俊介投手は2回戦で6回無失点と復調気配で、この明治戦で真価が問われる。
一方野手陣で注目は、3試合連続ホームランを放っている笠松選手。春は12打数ノーヒットだったが、ここまで11打数5安打でホームラン3本、打点10。秋は大ブレイクの予感。また、明大高山選手と同様、現在106安打の大城選手もどこまで記録を伸ばせるかに注目。キャプテン鈴木選手の復活も望まれるところです。
今週も両カード目が離せません。様々な記録も生まれそうな第2週!
19日(土)はプロ併用のため第1試合開始が10時半の予定となっております。ご観戦の際はご注意を。
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