【2016年秋季リーグ】第3週の試合結果

2016秋季

第3週では明治・立教・慶應・早稲田の4校が2カード目を迎えました。上位校同士の戦いということでこの勝敗が今後の優勝争いに関わる重要な週でした。

明治−慶應

1回戦

●慶應0−3明治◯

勝利投手:柳 敗戦投手:加藤拓

明治・慶應ともにエースの登板となった1回戦。先制は明治。フォアボールとヒットでチャンスを広げ犠牲フライで1回裏先制する。さらに2回、柳選手の自らの援護点となる犠牲フライを放ち序盤から明治がリードを広げる展開に。また、5回には佐野恵太選手のタイムリーで点差を3点とする。一方の慶應は、明治:柳投手の前に、4回までフォアボールによる出塁のみ。5回表、山本瑛大選手のこの日チームの初ヒットから、3塁までランナーを進めるも無得点。その後両チームとも無得点が続いた。8回裏から雨が本降りになり、9回表柳投手が2連続四死球で慶應がノーアウト1.2塁という場面で降雨で試合中断。40分弱の中断後、慶應はチャンスを活かせず無得点で試合終了。柳投手は13奪三振で1安打完封勝利。通算20勝目の勝利となった。

2回戦

◯明治5−0慶應●

勝利投手:星 敗戦投手:高橋佑

完封負けを喫した慶應は高橋佑樹投手、明治は星知弥投手が先発。この日も先制は明治。2回に相手野選とエラーから先制すると、スタメン出場した東原選手のタイムリー、さらに相手エラーにより一挙4点を先制する。明治の星投手は四球を出しながらもMax154キロの速球を中心に慶應打線をしっかり抑える。7回、明治は渡辺選手のタイムリーでダメ押し点となる1点を追加。しかし、その裏、星投手から代わった水野投手が連続フォアボールで慶應がチャンスを迎えるも無得点に終わる。終わってみれば明治が星・水野・齊藤3投手で慶應打線を4安打完封し2連勝。慶應は自慢の打線が2試合連続完封といいところが無かった。

立教−早稲田

1回戦

◯立教5−3早稲田●

勝利投手:澤田圭 敗戦投手:吉野和

本塁打:立教=上野敦1号2ラン

土曜日に雨で順延となった1回戦が日曜日に開催。先発は立教が田村投手、早稲田が小島投手。先制は早稲田。1回裏、石井選手がレフトに上げた当たりを捕球することが出来ずタイムリーとなり、ラッキーな形で先制する。しかし、直後2回表、ランナーが出た場面で上野敦大選手の放った当たりがスタンドに入り2ランホームランで逆転。上野敦大選手はこれがリーグ戦初の本塁打であった。しかし、早稲田も反撃に出る。3回裏、内野ゴロの間に1点を返し同点に追いつくと、5回に満塁から犠飛で1点を勝ち越す。一方立教は毎回のようにランナーを出すものの併殺打によりチャンスを活かせず1点が遠い。迎えた最終回。立教は2アウトから飯迫選手のタイムリーで同点に追いつくと、笠松選手のタイムリーで2点勝ち越し、最終回に逆転する。最後は澤田圭佑投手がしっかり抑えゲームセット。再び土壇場で逆転し先勝した。リリーフ登板した澤田圭佑投手に勝ちがつき、通算22勝目。また、両チーム合わせた四死球数16(早稲田:12、立教:4)は史上最多タイの記録となった。

2回戦

◯早稲田3−2立教●

勝利投手:竹内 敗戦投手:黒萩

早稲田は竹内、立教は藤田凌司の両投手の投げ合いで試合開始。2回表、早稲田は1年生でスタメン出場している小藤翼選手がタイムリーを放ち1点先制し、1回戦に続き先行する。その後は両チームの投手の好投もあり無得点。試合が動いたのは5回。立教はチャンスから熊谷選手、飯迫選手の連続タイムリーで一気に2点を入れ逆転に成功する。前週では崩れた藤田凌司投手も失点は1と好投を見せマウンドを降りるが、交代した直後の7回。立教2番手の黒萩投手から、早稲田:代打で出場した岸本選手がタイムリーで同点に追いつくと、真鍋選手もタイムリーを放ち逆転する。このタイムリーが決勝点となり、早稲田が昨日の雪辱を果たした。

3回戦

◯立教10−7早稲田●

勝利投手:田村 敗戦投手:大竹

本塁打:立教=佐藤竜彦2号ソロ、早稲田=中澤1号3ラン

立教はエースの田村、早稲田もエース大竹が先発。この日の先制は立教。2回、佐藤竜彦選手の通算7号となるソロホームランで先制。さらに3回、佐藤拓也・熊谷・佐藤竜彦3選手のタイムリーで3点を追加し、早稲田のエース大竹を降板させる。対する早稲田は、4回に佐藤晋甫選手のタイムリーで1点を返すも、直後の5回、立教の熊谷選手・笠松選手のタイムリーなどで3点を追加。さらに6回にも佐藤拓也選手のタイムリーで8−1と7点リードする。このまま立教の流れになるかと思われた6回裏。連続四球から中澤選手のタイムリーと内野ゴロの間に3点を返す。3点返されたものの、8回に立教:田村選手のタイムリーで2点を追加し突き放すが、8回裏早稲田:中澤選手が3ランを放ち3点差まで詰めるも、立教:キャプテンの澤田圭佑投手がきっちり締め試合終了。両チーム合計22安打の乱打戦となったが立教が勝利し2勝1敗で勝ち点を獲得した。

 

ここまで各チーム2カードを終え明治が無敗で1位、立教が2位と続きます。次週から3カード目。果たして優勝はどのチームに…?

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