2016年の秋季リーグ戦も折り返しての第5週。優勝争いに向けた戦いもさることながら、記録も…！？試合結果を振り返ります。
立教−東大
1回戦
◯東大4−3立教●
勝利投手：宮台 敗戦投手：田中誠也
本塁打＝立教：高橋信吾1号ソロ、田中和基1号ソロ
立教は田村投手、東大は三木投手が先発。先制は立教。3回裏高橋信吾選手の公式戦初となるソロホームランで先制する。直後の4回、東大も犠飛ですぐに追いつくが、その裏立教：田中和基選手のソロホームランで勝ち越す。立教の流れになるかと思われたが、7回に東大が桐生選手のタイムリーで同点に追いつくと、9回表楠田選手のタイムリーでついに逆転する。その裏、宮台康平投手が今季初のマウンドに上がるが、ヒットと連続四球で同点としてしまう。ただ、同点で抑えきった直後の延長10回表、7回にタイムリーを放った桐生選手が再びタイムリーを放ち勝ち越しを決める。その裏柴田投手が3人できっちり抑え勝利。東大は今季初の勝利で、立教に対しては2季連続の勝利となった。東大は14安打、下雅意選手は6打数5安打と大活躍だった。
2回戦
◯立教7−4東大●
勝利投手：田村 敗戦投手：柴田
本塁打：東大＝宇佐美1号ソロ
勝利すれば勝ち点獲得となる東大は先発小林投手、立教は藤田凌司投手が先発。負けられない立教は初回、佐藤竜彦選手のタイムリーで2点先制すると4回にも佐藤拓也選手のタイムリーで突き放す。しかし、勝ち点がかかる東大もここから粘りを見せる。4回裏、喜入選手、代打出場の竹中選手のタイムリーで2点を返すと、5回に田口選手のタイムリーで同点に追いつく。追いつかれた立教は6回表この日2本目となる佐藤拓也選手のタイムリーで勝ち越すが、直後代打で今季初打席となった宇佐美選手の公式戦初のソロホームランで同点に追いつく。このまま東大に流れが…と思われたが、立教が意地を見せる。7回表笠松選手のタイムリーと犠飛で勝ち越し、9回にも1点を追加。リリーフ登板した田村選手、澤田圭佑投手の気迫あふれる投球で東大打線に反撃の隙を与えず勝利。1勝1敗のタイとした。
3回戦
●東大0−6立教◯
勝利投手：田村 敗戦投手：三木
互いに1勝ずつで勝ち点がかかった3回戦。昨日までとは打って変わって投手戦となった。立教：田村投手、東大：三木投手ともに4回まで0点に抑える。試合が動いたのは5回。立教先発の田村選手が自らの援護点となる3塁打で先制。さらに6回にも犠飛で1点を追加する。東大先発の三木投手は7回まで2失点だったが、8回から登板した2番手柴田選手、3番手小林選手が踏ん張りきれず4失点。2試合2ケタ安打が続いた東大打線を立教先発田村選手が3安打に抑え、立教が勝利。2連勝で勝ち点を獲得し勝ち点3とした。2002年秋以来の勝ち点がかかった東大は勝ち点獲得ならず。
★立教：佐藤拓也選手が第3打席でヒットを放ち、史上32人目の通算100安打を達成しました！
法政−慶應
1回戦
●慶應4−5×法政◯
勝利投手：熊谷 敗戦投手：加藤拓
本塁打：慶應＝山口2号ソロ、法政＝中山3号2ラン
慶應は加藤拓也投手、法政は菅野秀哉投手が先発。先制は慶應。2回に倉田選手のタイムリーで先制すると、その後柳町選手のタイムリー、山口選手のソロホームラン、内野ゴロの間にランナーが生還し２〜４回まで1点ずつ加えじわじわとリードを広げる。加藤拓也投手の前に攻略の糸口が掴めなかった法政だったが、6回裏相手エラーで1点を返すと中山選手が久々の安打となる2ランホームランを放ち1点差に迫る。さらに8回に犠飛で1点を入れギリギリで同点に追いつく。9回表を凌いだ法政はその裏、サヨナラのチャンスで柴田選手が値千金のヒットを放ちサヨナラ勝ち。対早稲田戦1回戦以来の勝利となり連敗を6で止めた。
2回戦
●法政1−7慶應◯
勝利投手：小原大 敗戦投手：熊谷
雨のため試合時間が1時間繰り下げとなって行われた2回戦。慶應は小原大樹投手、法政は連投となる熊谷投手が先発。昨日の勢いのままに、法政が4回表犠飛で先制する。しかしその裏、昨日ホームランを放っている慶應：山口選手の2ランホームランで一気に逆転する。さらに6回、柳町選手のタイムリーで突き放すと、7回に岩見選手のタイムリー、山口選手のこの日2本目となるホームランで3点を追加しダメ押し。慶應は小原大樹−高橋佑樹−菊池の3人のリレーで法政打線を1点に抑え雪辱を果たした。山口選手は1回戦に続き連日の本塁打を放った。
3回戦
◯慶應3−1法政●
勝利投手：加藤拓 敗戦投手：菅野
互いに1勝で迎えた3回戦。先発は1回戦と同じく加藤拓也投手と菅野投手。先制は慶應。2回表、1年生捕手郡司選手のタイムリーで先制する。さらに5回、7回と犠飛でそれぞれ1点ずつ加える。1回戦サヨナラ負けを喫してしまった加藤拓也投手は、四球を出しながらも法政打線を0点に抑える。7回、法政は小林選手のタイムリーで1点返すも反撃はここまで。慶應がリードを守りきり2連勝で勝ち点を獲得。優勝への望みを繋いだ。加藤拓也投手は完投勝利で現役最多の23勝目をマーク。一方法政は4カード終えて勝ち点0。この時点で今季の5位以下が確定してしまった。
立教、慶應が勝ち点を獲得しました。残りは3週。明治・立教・早稲田・慶應に優勝の可能性が残っており残り3週も目が離せません！
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