2016年のシーズンが先週開幕。早稲田・慶応・法政・東大が開幕戦を迎え、早稲田・慶応が勝ち点1を奪取。第2週目は明治、立教が開幕戦を迎えます。各カードの対戦成績など見どころをまとめました。
明治ー東大
対戦成績
明治:322勝 東大:41勝 引き分け:8
今季こそ優勝をー明治
昨年は優勝候補筆頭との声もあった明治だが、春は4位、秋は優勝した早稲田に2連勝を収めるも2位となり優勝を逃してしまった。今年は主軸であった高山選手、菅野選手、坂本選手が抜けた穴をどう埋めていくかがまずはカギか。ただ、佐野恵太選手や吉田大成選手など下級生時代から出場経験のある4年生もおり、経験値は武器になるだろう。投手陣はキャプテンとなった柳投手、そして星投手の2枚看板がいかに投げ抜けるかがポイント。春季のアメリカキャンプを通して成長した姿を開幕戦から見せつけたい。
勝利への期待高まるー東大
先週の開幕戦では昨年3冠を達成した早稲田相手に大健闘。1回戦は宮台康平投手の13奪三振の好投、早稲田を上回る6安打を放ちながらもサヨナラ負け。2回戦は完封負けながらも9安打を放つ試合を展開し、流れは作った。2カード目も明治と強敵だが、140キロ台の左腕=宮台康平投手の好投は必須だが、チャンスをものにできる「あと一本」が欲しいところ。昨年に続き、チャンスは作れているので得点に繋げられる勝負強さがあれば、大物食いの可能性も0ではない。
立教ー法政
・対戦成績
立教:154勝 法政:240勝 引き分け:22
17年ぶりの優勝へー立教
2014年の秋季リーグ。開幕から怒涛の7連勝を挙げ、優勝間近で優勝を逃し、期待されて迎えた2015年シーズンはよもやの結果に。2016年シーズンは某球団を髣髴とさせるが、「革命」がスローガンとのことで巻き返しを図りたいところ。今年4年目のシーズンを迎える佐藤拓也選手は現在74安打で現役選手で最多。1年次から出場した経験も活かしながらチームを牽引できるか。その他、昨年ブレイクした田中和基選手や笠松悠哉選手など層の厚さは随一。あとは昨年は思うような活躍とはいかなかった主将の澤田圭佑投手のラストイヤーの頑張りがあれば17年ぶりの優勝もグッと近づくはず。
再起を期待ー法政
開幕戦となった対慶応戦はかなり厳しい試合を強いられた。1回戦は被安打16、失策2もあり11失点。2回戦は先制するもすぐさま追いつかれ突き放されるといった展開で全く流れを引き寄せられず苦しい試合となった。ただ、2回戦は10安打と、粘りを見せられたあたりは今後に繋がる可能性がある。2試合で5打数4安打とした主将=森川選手、2年生の小林選手を中心とした攻撃に期待。あとは軸となる投手が居ない現状で、どう試合を作っていけるかがカギか。いずれにしても投打においての主軸となる選手が出てきて欲しいところ。
週末はあまり天気が良くないようですが、開幕を迎える2校の試合運びも含め楽しみです!
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