【2016年春季リーグ】第5週展望

大学別

今週で5週目を迎え、春季リーグは早くも折り返し。第4週終了時点での順位表は以下のとおり。

順位
 試合数勝ち点勝率
1慶應85212.714
2明治74212.667
3法政84402.500
4立教53201.600
5早稲田73401.429
6東大71600.143

混戦模様は相変わらずですが、今週の試合結果では大きく変わってくる可能性もあります!

明治ー法政

明治:212勝 法政:197勝 引き分け:25

昨年は法政が4勝、明治が1勝。

粘り強さは優勝への一歩−明治

前週(対慶応戦)では、4回戦までもつれたものの、見事に勝利。特に、2・4回戦は2ケタ得点で快勝し、現在1位の慶應相手に大きな勝利となった。打線の主軸は打率4割で本塁打2の佐野恵太選手。対慶應4回戦での満塁本塁打など、チャンスでの活躍が期待される。また、3割超えの渡辺選手にも期待。第4回戦で見せた15安打とチームとしての繋がりのある打線は強力な武器。また、投手陣ではエースの柳投手が防御率0.56、水野投手は今季18イニングを投げ失点0と明治の勝利に大きく貢献。この法政戦でも2本柱の活躍が勝利に不可欠。2人の投手の投球にも注目。

優勝への望みを繋ぐ−法政

前週は早稲田に2013年以来の勝ち点を挙げ、優勝への可能性を残した法政。前週まで打率1位だった森川選手は若干打率を落としたものの、主将としてチームを牽引する活躍。それに続き、金子凌也・大西千洋選手らも好調を維持し、チーム打率は現在のところ1位(.271)。ただ、対早稲田3回戦で途中交代した4番に座っていた柴田選手の状態が気になるところ。一方投手陣は、エースの玉熊投手の活躍が攻守に渡り光るところはもちろん、2番手の投手として菅野秀哉投手が今季初先発で勝利を挙げたことが大きい。2戦目も計算できるようになってくると勝利がグッと近づく。とにかく残り2カードとなり、この明治戦に勝利できると優勝候補筆頭となりうるだけに落とせない。

 

立教−東大

立教:293勝 東大:83勝 引き分け:12

 

勢いをつけていきたい−立教

対早稲田戦では、早稲田から久々の勝ち点を挙げた立教。残るカードはこの東大、明治、慶應と上位校が続くだけにまずはこの東大戦を勝利したいところ。打線では4年生が好調。田中和基・佐藤竜彦両選手が打線の中軸として試合を作っている。イマイチ調子が上がっていないものの、佐藤拓也選手や笠松悠哉選手の爆発力も怖い。また、対早稲田戦でスタメン出場し、2回戦で値千金のホームランを放った大東選手も要注目。投手陣はやはり澤田圭佑・田村伊知郎の2本柱が立教勝利の命運を握る。

光が見えた−東大

今シーズン2カード目の対明治戦ではサヨナラ勝ちを収め、3季連続の勝利をマークしている東大。前週の対慶應戦では敗れはしたものの、慶應エースの加藤拓也投手から9安打、2回戦では11安打で4得点と、決して完敗ではない試合を展開している。打線での注目は打率.381の桐生選手、.346の田口選手、.292の喜入選手。これら3選手を中心に、チャンスであと一本を打てると勝利も近づく。課題は投手陣。初戦・2戦目と素晴らしい投球を披露したエースの宮台康平投手がシーズン半ばで若干の疲労からか打ち込まれる場面も…。慶応戦では失点したものの好救援だった出田投手、立て直しに期待したい柴田投手など、それぞれの力を発揮できるかがポイント。打線が奮起しているだけに、投手陣も粘り強さを見られれば再度の勝利も。

 

今週からは1試合1試合が優勝争いに関わる大事な試合が続きます。各試合要注目です!

コメント

タイトルとURLをコピーしました