【2016年春季リーグ】第7週展望

明治大学

いよいよ東京六大学野球2016年春季リーグは大詰め。第7週は明治ー立教、法政ー東大の4チームがラストカードを迎えます!

明治ー立教

明治と立教両チームについては⇒優勝条件 徹底比較   へ。いつもより詳しく書いています。

 

法政ー東大

対戦成績

法政:319勝 東大:49勝 引き分け:14

Aクラス入りを目指して−法政

苦しいながらも優勝争いに留まっていたが、第5週の時点で優勝の可能性がなくなってしまった法政。しかし、第8週の早稲田ー慶應の結果次第ではあるが、3位の可能性は残しているだけに、来季に向けても勝っておきたい。それだけでなく、昨年は春・秋1回ずつ東大に敗北を喫しているだけに、今季こそは…の思いも強いだろう。第6週終了時点で、小林選手(.390)、キャプテンの森川選手(.375)、大西千洋選手(.340)、金子凌也選手(.323)と4選手が打率トップ10に入り、打撃は好調。特に小林選手は対明治戦で14打数6安打と爆発中。一方投手陣は振るわない。チーム全体の防御率は4.30と東大に次ぐ記録。エースの玉熊投手の踏ん張りはもちろん、前回打ち込まれてしまったものの完投した菅野投手などが粘りきれるか。強力な打線を持つだけに、投手陣が噛み合えば勝利はより近づくだろう。

 

勝ち点奪取へ−東大

第5週の対立教戦では、1回戦でエースの宮台選手で完封勝利。これまで理想としてきた1回戦での勝利を挙げ、「勝ち点」も見えたが、2・3回戦では力の違いを見せつけられた形となった。最終カードで迎えるは、昨年94連敗を止め、春・秋と勝利した法政。今シーズン、振り返ってみれば現在1位・2位の明治・立教両チームから勝利を挙げているだけに、今年も法政に勝利し、勝ち点奪取を狙いたいところ。打線では1番を務めている桐生選手が打率.333でチームトップ。対早稲田2回戦からの連続試合ヒットは対立教3回戦で止まったものの依然好調キープ。立教2回戦以降出場のない田口選手も打率.310と、復活してくると心強い存在。規定打席には達していないものの投手の宮台選手も13打数5安打と攻撃面でも貢献。その投手陣の筆頭は宮台投手。対立教戦では5安打8奪三振で完封勝利。ここまで惜しい試合が続いたが待望の今季初勝利となった。シーズン最後のカードということで引き続きの奮起に期待。ただ、2番手で投げている柴田投手や有坂投手がここ数試合で大量失点をしている点が気になるポイント。この2投手が踏ん張れるようだと勝ち点奪取もグッと近づくはず。

 

ラストカードということで各校気合が入るところ!2カードとも見逃せません。

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