【2016年春季リーグ】第8週展望

大学別

前週の第7週で明治が38回目の優勝を果たし、いよいよ今週伝統の一戦、早稲田ー慶應の試合が行われます。優勝は決まりましたが今季ラストカードも見逃せません!

対戦成績

早稲田:222勝 慶應:180勝 引き分け:10

昨年は早稲田が春・秋慶應に2勝ずつで負けなし。2014年秋3回戦から5連勝中。

覇者の意地を見せたい−早稲田

昨年は春秋連覇と全日本大学野球選手権での優勝で3冠を獲得した早稲田だが、今年は大苦戦。第1週の対東大戦こそ2連勝したものの、対明治、立教、法政と立て続けに連敗し、まさかの現在5位。今年の目標であった4冠の夢は早くも潰えたが、永遠のライバルである慶應義塾大学には負けられないところ。打撃では、1番に座る真鍋選手が3割超えの打率を残すものの、その他3割超えの選手は0。チーム打率.224は暫定最下位。4冠のプレッシャーもあったのか、昨年までの勢いが見られないものの、開き直って来季へ向けての流れを作りたい。そして投手も粘り切れていない。昨年春最優秀防御率のタイトルを獲得した大竹投手は今季防御率4.44と乱調。さらに竹内・小島投手といった左の3本柱が抑えきれていない部分が非常に手痛い。投打ともに様々課題を抱えている今季の早稲田だが、ここまでの内容を払拭するような試合が展開できるかがカギ。

 

投手の粘りがカギー慶應

第6週の立教戦で連敗を喫し、優勝の可能性がなくなってしまった慶應。とはいえ、昨年は勝ちが無かった早稲田に対して負けるわけにはいかない。打撃面では沓掛選手が3本、岩見・柳町選手の2本と一発を秘めている打線が脅威。特に1年生ながら開幕からスタメン出場を続けている柳町達選手は打率も.371とハイアベレージ。現在1位の金子凌也選手(法)を越えるのはやや難しい状況だが、そのバッティングには注目したいところ。一方の投手陣。エースの加藤拓也投手こそ3勝2敗で防御率1.21とエースらしい投球を披露しているが、2番手以降の柱が居ない状況。規定回数に到達しない中ではあるが、小原大樹選手が防御率3.00、清水洋二郎選手が3.94…と粘り切れない。勝ち点を奪うには加藤拓也投手の登板が予想される1回戦での勝利はマストも、2回戦以降登板される投手陣がいかに粘れるかがカギ。

 

優勝はなくなったが、最終戦の盛り上がりにも是非ご注目ください!

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