【東京六大学野球】2016年春季リーグ第1週の試合結果

2016春季

2016春第1週.001

いよいよ待ちに待った東京六大学野球2016年シーズンが開幕。昨年は早稲田が春秋連覇、東大が連敗ストップ、プロ入りする選手も多数…と話題に溢れた1年でしたが、今年はどのような結果が待っているのでしょうか?!第1週目の試合結果を振り返ります。

 

早稲田ー東大

1回戦

●東大0−1×早稲田◯

勝利投手:小島 敗戦投手:宮台

早稲田=大竹、東大=宮台が先発。初回、両チームともチャンスを迎えたが無得点。昨年春秋連覇を果たした早稲田が優勢に進めるかと思ったが、早稲田は東大先発宮台の前に三振の山を築く。一方東大は再三チャンスを作るもあと一本が出ず、歯がゆい攻撃が続いた。投手戦が続いていたが、0−0で迎えた9回表。東大は代打の下雅意の2ベースヒットから2アウト2、3塁のチャンスを作るも無得点。ピンチを凌いだその裏、早稲田は吉見の2ベースでチャンスを作るると続く三倉がヒットの間にランナーが生還しサヨナラ勝ち。非常に苦しい展開だったものの昨年の覇者としての意地を見せた。敗れはしたものの、東大先発の宮台は13奪三振と東大新記録となる好投を見せた。

2回戦

◯早稲田8−0東大●

勝利投手:竹内 敗戦投手:三木

投手戦となった1回戦とは打って変わって初回から早稲田が主将の石井、立花のタイムリーで先制。その後も石井のソロホームランなどで追加点を挙げていく。東大は4回、無死満塁の大チャンスを迎えるも、その後が続かず無得点としてしまう。早稲田は8回ダメ押しとなる追加点を挙げ、そのまま逃げ切り完封勝ちで勝ち点1を獲得。なかなか打てなかった1回戦の鬱憤をはらすように11安打で8得点を挙げた。特に主将の石井選手は5打数3安打5打点と主将としてチームを牽引した。東大は田口選手の4打数3安打をはじめ、9安打を放つも無得点。昨日に続きあと一本が遠かった。

 

慶應−法政

1回戦

●法政1−11慶應◯

勝利投手:加藤拓也 敗戦投手:熊谷

本塁打:慶應=柳町1号2ラン、沓掛1号2ラン

法政=熊谷、慶應=加藤拓也の先発で始まった。慶應は1回から岩見のタイムリーで先制。4回には加藤拓也、倉田、照屋、山口のタイムリーを含む7本のヒットで6点を追加。試合の流れを引き寄せる。6回には1年生ながらスタメン出場した柳町選手が2ランホームラン、7回にも沓掛け選手の2ランホームランで試合を決定づける。しかし、法政も終盤8回に途中出場となった主将森川のタイムリーで1点を返すもそこまで。終わってみれば慶應が16安打を放つ快勝。岩見選手は4打数3安打1盗塁、と中軸として活躍した。

 

2回戦

◯慶應8−2法政●

勝利投手:小原 敗戦投手:長谷川

本塁打:慶應=沓掛2号ソロ、倉田1号ソロ

1回戦の終盤得点を追加した勢いもあり、法政は1回裏2点を先制する。しかし、慶應はその次の回、倉田選手のタイムリーなどですぐさま同点とすると3回に沓掛選手の2日連続となるホームランで勝ち越す。その後も細かく得点を重ね試合の流れを法政へ渡すことなく試合を進めた。法政は1回以降ヒットを重ねるも得点できない流れが続くも、9回裏、連投となった加藤拓也を攻め連続ヒットでチャンスを作るも無得点で試合終了。慶應は連日の2ケタ安打で快勝。勝ち点1を獲得。法政は1回戦の流れを引きずった形で連敗となった。

 

第1週目は早稲田、慶應が2連勝を収め勝ち点を獲得しました。次週は明治、立教が開幕戦を迎えます。

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