【2016年春季リーグ】第2週の試合結果

2016春季

今週は明治、立教が開幕試合を迎えました。これで6校が全て出揃いました。果たして優勝はどうなるか…?!第2週目の試合結果です。

明治ー東大

1回戦

●東大0−1×明治◯

勝利投手:柳 敗戦投手:宮台

明治のエースかつ主将の柳裕也投手と東大エース宮台康平投手の投げ合いで試合開始。明治=柳投手は立ち上がりから軽快に東大打線を手玉に取るピッチング。東大は先週対早稲田戦では安打が出ていたものの沈黙が続く。一方、東大=宮台投手は先週の好投の反動からか、制球がイマイチ定まらず、苦しい投球が続いたが要所をきっちり抑え得点を与えず両校ともに8回まで0点行進。試合が動いたのは9回表。東大=桐生選手の2塁打から、一死3塁と先制のチャンスを作る。主将=山本克志選手のところに代打:下雅意選手が送られるも、スクイズ失敗のダブルプレーで無得点。反対にその裏明治は途中出場の佐野恵太選手の2塁打から一死3塁のチャンス。ここで迎えた柳裕也選手がスクイズを決めサヨナラ勝ち。皮肉ながら主将の場面で明暗がわかれた形になった。

 

2回戦

●明治2−3×東大◯

勝利投手:有坂 敗戦投手:齊藤

雨で1日順延し、月曜日開催となった2回戦は明治=星、東大=柴田の先発で試合開始。1回裏、東大は明治先発=星の暴投と喜入のタイムリーでいきなり2点を先制。今季3試合27イニング無得点だったが28イニング目にして漸くの得点が先制となった。東大は今季初登板となった柴田叡宙(あきひろ)投手が要所を抑え、明治打線を封じる。しかし、明治は6回、ここまで抑えられていた柴田を吉田大成選手が捉え、2点を返し同点に。その後も両チームチャンスを作るも無得点。9回表、明治は2アウトから連打で勝ち越しのチャンスを作るも無得点。その裏、山本修選手の内野安打からサヨナラのチャンス。山田大成選手が右中間へのヒットを放ちサヨナラ勝ち。明治に対しては2004年秋1回戦での勝利以来、11年半ぶりの勝利で明治に対する連敗を47で止めた。

 

3回戦

●東大3−12明治◯

勝利投手:柳 敗戦投手:宮台

本塁打:明治=太田1号ソロ 東大=山田1号3ラン

東大にとっては歓喜の、明治にとってはよもやの試合を終えての3回戦。1回戦と同じ先発投手の投げ合いで試合開始。投手戦も予想されたが、東大エース=宮台投手が初回から明治打線に捕まり先制を許す。何としても負けられない明治は2,3回とさらに得点を重ね東大を突き放す。宮台投手は3回3失点で降板し、流れを変えたかったがその後も勢いに乗った明治を止めることができない。明治=柳投手は5回を1安打9奪三振と素晴らしいピッチングを見せ、東大を封じる。8回表、東大の山田選手が3ランホームランを放つも、開いた差を埋めることが出来ず試合終了。明治が15安打12得点と底力を見せつける形で2勝1敗とし、勝ち点1とした。

立教ー法政

1回戦

●法政4−5×立教◯

勝利投手:澤田圭 敗戦投手:上條

法政=玉熊、立教=澤田圭佑の投げ合いで始まった。1回、法政は立教エースの澤田を攻め立て、いきなり1点先制。その後2,3回と立教打線をおさえていたが、4回裏に立教=田中和、飯迫の連続タイムリーで一気に逆転されてしまう。立教は6回裏、高田のスクイズで1点を追加しそのまま逃げ切るかに思えた。しかし、9回表法政は立教エースの澤田を捉え、金子凌也、清水雄二のタイムリーで逆転を果たす。勝利目前となったその裏、立教は高田の内野安打をきっかけに犠打、四球でチャンスを広げると、暴投の間に同点。さらに替わった法政の谷川投手が連続四球でサヨナラ押し出しで試合終了。立教は辛くも勝利した。一方法政は寸前のところで勝利を逃し今季3連敗となった。

 

2回戦

●立教1−5法政◯

勝利投手:玉熊 敗戦投手:田村

土曜日の逆転勝利の流れから、日曜日も立教が法政をリードしていたが雨天ノーゲームとなり仕切り直しの一戦となった2回戦。法政は土日と同じく1回表から先制点を挙げリードを取る。その後は0行進が続くが、5回裏に3番川口、5番金子凌也選手のタイムリーでリードを広げる。立教は土日に続く3連投となった法政=玉熊投手をなかなか攻略出来ず、7回表に1点を返すのがやっと。7回裏には法政=柴田選手のタイムリーでリードを保ったまま勝利。法政先発の玉熊将一投手は3連投ながらも5安打1失点で完投勝利。1勝1敗のタイとした。

 

3回戦

◯法政8−6立教●

勝利投手:玉熊 敗戦投手:澤田圭

1勝1敗のタイで迎えた3回戦。法政=熊谷、立教=澤田圭佑の投げ合いで試合開始。ここまでとの試合とは逆に、立教が2回裏犠飛で先制する。しかしその直後、法政も大西のタイムリーで同点に追いつく。だが、エース登板で負けられない立教も直後の3回裏、犠飛で勝ち越す。立教の流れに傾くかと思われた4回表、法政の水谷友生也選手がリーグ戦初本塁打の3ランホームランを放ち一気に逆転。負けじと立教も5回裏1点を返し1点差のまま9回に突入。9回表、法政=柴田選手が2点タイムリーを放ち追加点。澤田圭佑投手をマウンドから降ろし、替わった黒萩投手から金子凌也選手がタイムリーを放ちリードを広げる。9回裏、立教も佐藤竜彦選手のタイムリーなどで追い上げるも試合終了。両チーム合計で27本のヒットが飛び出す乱打戦となったが、法政が立教をしのぎ切り、先勝を許した状態から2連勝で勝ち点1を獲得。立教はエース澤田圭佑投手のもう一踏ん張りが欲しかったか。法政は柴田選手が3試合12打数6安打4打点と4番としての活躍が光った。

順位表

順位
 試合数勝ち点勝率
1早稲田220011.000
1慶應220011.000
3明治32101.667
4法政52301.400
5立教31200.333
6東大51400.200

※4月19日終了時点

まだまだ前半戦。どのチームにも優勝の可能性が残されています。今後の試合にも注目です!

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