2週を終えて、ここから本格的な優勝争いが始まります。試合結果を振り返ります！
早稲田ー立教
1回戦
●早稲田1−4立教◯
勝利投手：澤田圭 敗戦投手：大竹
本塁打＝立教：笠松1号ソロ、田中和基1号ソロ
両チームエース対決となった第1回戦。0−0の均衡を破ったのは、4回裏立教＝笠松悠哉選手のソロホームラン。さらにその後の5回にも対法政戦で好調だった佐藤竜彦選手のタイムリー、6回に田中和基選手のソロで追加点を挙げ、熊本：済々黌出身で是が非でも勝ちたかった早稲田エース＝大竹投手をマウンドから引きずり下ろす。一方の早稲田も、ヒットを重ねはするものの、立教＝澤田圭佑投手の前にタイムリーが出ず。8回表に1点返すも反撃は1点止まりで終了。立教は早稲田に2014年秋以来となる久々の勝利となった。また、澤田圭佑投手はこの勝利でリーグ通算20勝目をマーク。
2回戦
◯立教1−0早稲田●
勝利投手：田村 敗戦投手：竹内
本塁打＝立教：大東1号ソロ
立教＝田村投手、早稲田＝竹内投手の投げ合いで試合開始。1回戦ではリズムよく得点を重ねた立教だったが、この日先発の竹内投手を前になかなかヒットが出ずチャンスを作れない。早稲田も、対法政戦では4回2/3を4失点と不本意なピッチングかた立ち直った田村投手を前にチャンスを作れず、意外な投手戦となった。両投手の好投が続く中、8回表。このカードからリーグ戦初のスタメン出場をしていた大東孝輔選手のリーグ戦初ホームランが飛び出し1点先制。その後田村投手が抑えきり立教が2連勝で勝ち点1を獲得。2013年春以来となる早稲田からの勝ち点獲得となった。早稲田は主軸の3番＝中澤、4番＝石井の4年生両選手がこの2試合ノーヒットと大ブレーキとなったのが響いた。
慶應ー明治
1回戦
慶應1−1明治（延長12回規定により引き分け）
慶應＝加藤拓也、明治＝柳裕也両投手の先発で試合開始。両エースの登板ということもあってか、投手戦が続く展開。明治＝柳裕也投手は4回までで慶應相手に10奪三振と素晴らしい好投を続けていたが、5回に内野ゴロの間に1点を失う。慶應＝加藤拓也投手も負けじと力投を見せ、8回まで明治打線を2安打に抑える。このまま押し切るかと思われた9回裏、ヒットから牽制球悪送球の絡みもあり明治が土壇場で同点に追いつく。替わった明治＝齊藤投手も慶應打線を抑え、1−1の同点で引き分け。慶應＝加藤拓也投手は155球の熱投だったが実らず。明治＝柳裕也投手は8回16奪三振と両エースの好投が光った試合となった。
2回戦
◯明治10−0慶應●
勝利投手：水野 敗戦投手：小原大
本塁打＝明治：佐野恵太1号ソロ
明治はリーグ戦初先発となる水野投手、慶應は前回登板でリーグ戦初勝利となった小原大樹投手が登板。1回戦と同じく投手戦の様相だったが、4回に慶應が痛恨のエラーから先制点を許すと、その後も続々と失点し5失点。直後の5回には佐野恵太選手のホームランなど明治が快調に得点を重ね慶應を突き放していく。投げては初先発の明治＝水野投手が慶應打線を封じ、被安打4、四死球1と素晴らしい投球を披露。終わってみれば10−0と明治が大勝する結果に。明治が慶應から10得点以上奪ったのは2004年春以来となる。水野投手はリーグ戦初先発初完封となった。
3回戦
◯慶應1−0明治●
勝利投手：加藤拓也 敗戦投手：柳
本塁打＝慶應：沓掛3号ソロ
久々の大勝・大敗となった2回戦から一夜。3回戦は1回戦と同じくエース対決となった。1回戦を髣髴とさせるような熾烈な投手戦となり、慶應＝加藤拓也投手は前日大量得点を挙げた明治打線を封じる投球。対する明治＝柳投手も、1回戦宜しく三振を中心に慶應義塾打線を切って取る投球で、互いに得点を許さず今カード2回目の延長戦に突入。延長突入の10回表、対法政戦で2試合連続ホームランを放った沓掛選手が値千金となるソロホームランを放ち先制。そのまま明治を抑えきり、慶應が明治に雪辱を果たした。慶應＝加藤拓也投手は10回157球、明治＝柳裕也投手は10回136球と意地と意地のぶつかり合う試合となった。
4回戦
◯明治18−0慶應●
勝利投手：水野 敗戦投手：小原大
本塁打＝明治：佐野恵太2号満塁
引き分け後1勝1敗とし、迎えた4回戦。前日の延長勝利の勢いのままに…といきたい慶應だったが、先発の小原大樹が連続フォアボールの押し出しで明治に先制点を献上し、1アウトで降板。2回に明治が太田・加勢のタイムリーで追加点を挙げるが、その後慶應の清水洋二郎投手、明治の水野投手ともに要所を抑え0点行進が続く。7回表、3番に座る佐野恵太選手が満塁弾を放ち慶應を突き放す。さらに、8回には打者15人の猛攻で9点を追加。9回にも得点を重ね終わってみれば18得点で圧勝。慶應は6人の投手を費やすも明治を抑えられず2回戦に続く大敗を喫した。中3日でさらに4回戦までもつれた試合を制し、勝ち点を2とした。なお、慶應はこの4試合でタイムリーは0。（内野ゴロ、ホームランで1点ずつ）
3週目を終え5チームが勝ち点を挙げている混戦模様の今シーズン。どのチームが優勝してもおかしくありません！4週目以降も是非ご注目ください。
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