リーグ戦も折り返しの第5週が終了。優勝争いにも変動が…?!試合結果を振り返ります。
明治ー法政
1回戦
◯明治3−1法政●
勝利投手:柳 敗戦投手:熊谷
明治は柳投手、法政は玉熊投手が先発。エース投手の先発とあって両チーム安打を放つも6回まで無得点。均衡を破ったのは明治。7回表、柳選手の犠飛で貴重な1点を先制。しかし、法政も粘りを見せ8回裏小林選手のタイムリーで同点に追いつく。直後の9回表、明治がチャンスを作ると法政熊谷投手の暴投の間に1点勝ち越し、さらに柳選手のタイムリーで2点勝ち越し勝負あり。柳投手が9回を11奪三振で完投、打っては3打数2安打2打点で自らの援護点を挙げ試合を決めた。明治が先勝。
2回戦
◯法政6−5明治●
勝利投手:菅野 敗戦投手:齊藤
本塁打:明治=佐野恵太3号3ラン
明治はこの試合まで18イニング無失点の水野投手、法政は前週今シーズン初先発となった菅野投手が先発。先制点は3回表。法政の金子凌也選手のタイムリーで先制。水野投手は21イニング目にして初失点となった。その後向山選手のタイムリーと野選で3点を先制する。法政の流れになるかと思われたその裏、明治は逢澤選手、竹村選手のタイムリーで1点差とすると、4番に座る佐野恵太選手の今季3号となる3ランホームランを放ち一気に逆転する。負けられない法政は6回表、向山選手のタイムリーで1点を返し1点差とすると、8回表に向山選手のタイムリーとエラーの間に2点を追加しついに逆転。菅野投手が踏ん張り9回を完投し法政が雪辱で1勝1敗のタイとした。この日スタメン出場した法政:向山基生選手は4打数4安打3打点と大活躍。
3回戦
◯明治3−2法政●
勝利投手:柳 敗戦投手:玉熊
明治は昨日も登板した柳投手、法政は玉熊投手が先発。先制は明治。3回表、牛島選手が2015年春以来通算2本目のホームランで1点を先制する。しかし、4回裏法政が反撃。川口選手のタイムリーで同点とすると、主将の森川選手のタイムリーで一気に逆転する。6回を終え1点差で迎えた7回表。明治は9番渡辺選手のタイムリーで同点とし、さらに法政:玉熊投手が連続四死球を与え、明治が1点勝ち越し。明治2番手=星投手はピンチを一時迎えるも法政打線を抑え、1点差を凌ぎきり、明治が勝利。前日に続き1点を争う展開となった。
立教ー東大
1回戦
◯東大4−0立教●
勝利投手:宮台 敗戦投手:澤田圭佑
東大:エース宮台投手、立教:エース澤田圭佑投手の先発。先制は東大。4回表、山田選手の3塁打の直後、犠飛で1点を先制する。さらに7回に宮台選手、宇佐美選手のタイムリーと犠飛で3点を追加しリードを広げる。一方、追いつきたい立教だったが、宮台投手の前にヒットがなななか打てず、1点が遠い展開に。結局9回まで宮台投手が立教打線を抑え完封勝利。東大が立教から勝利するのは2007年秋以来8年半ぶり。1シーズン2勝以上は2008年秋以来7年半ぶり、東大投手による完封勝ちは2005年秋(松岡投手)以来10年半ぶりとなる勝利だった。
2回戦
◯立教15−0東大●
勝利投手:田村 敗戦投手:柴田
本塁打:立教=佐藤竜彦1号3ラン
先発は立教:田村、東大:柴田の両投手。昨日とは打って変わって、2回に立教が飯迫選手のタイムリーで先制。さらに5回には佐藤竜彦選手の3ランホームランで一気に流れを立教に引き寄せる。交代した有坂選手、さらに出田選手も立教の流れを止めることが出来ない。東大は田村選手の速球中心の組み立てに6回まで3安打とチャンスが作れず。終盤、立教2番手藤田投手から連続安打でチャンスを作るも無得点。立教は田村→藤田のリレーで完封勝利。12安打15得点で昨日の雪辱を果たした。東大は先発の柴田投手が6四球と乱調で試合を作れなかった。
3回戦
●東大2−8立教◯
勝利投手:黒萩 敗戦投手:柴田
本塁打:立教=熊谷1号2ラン、田中和基2号3ラン
エース対決が予想されたが、立教は黒萩投手、東大は昨日に続く連投の柴田投手が先発。1回、立教は先頭の佐藤拓也選手がヒットで出塁すると2番熊谷敬宥選手がリーグ戦初となる本塁打を放ち、いきなり2点を先制する。また黒萩投手が5回まで東大打線をノーヒットに抑える投球を披露すると、5回裏、佐藤竜彦選手のタイムリーと田中和基選手の3ランホームランで5点を追加。さらに、8回には飯迫選手のタイムリーで1点を追加する。一方の東大は黒萩投手を攻めあぐねるが、7回表、代打で出場した下雅意選手のタイムリーで1点を返す。7点を追う9回に喜入選手のタイムリーで1点を返すも反撃は1点止まり。立教がリードを守りきり2勝1敗で勝ち点を獲得。東大は14年ぶりの勝ち点獲得とはならなかった。
第6週は2カードともに3回戦に縺れる接戦。明治・立教が勝ち点を挙げました。依然として優勝争いは混戦模様。来週も見逃せない試合が続きます。是非ご注目ください。
コメント